豪新型潜水艦情報!独企業ハッキング30余回!中・露から!

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そうりゅう型潜水艦

2020年代に、オーストラリアが導入を検討している潜水艦に関する機密情報を、受注競争に参画している製造拠点へのハッキングによって情報を盗み取ろうとする動きがあったことがわかりました。

各メディアは、ハッキングは、中国やロシアからだったという見方を伝えています。

目 次
・機密情報へのハッキング
・オーストラリア新型潜水艦建造計画
・アジア安全保障の要
・技術力よりセールス負け
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機密情報へのハッキング

  • ドイツの大手機械メーカー・ティッセンクルップのコンピューターからオーストラリアの潜水艦に関する機密情報を盗み取ろうとする動きがあった。(オーストラリア複数メディア)
  • ドイツ北部のキールにある潜水艦の建造拠点がハッキングの対象となり、1日に30回から40回の不正なアクセスがあった。(有力紙のオーストラリアン)
  • これまでに盗み取られた機密情報はない。(各メディア)
  • ハッキングは中国やロシアからだった。(各メディア)

日本など潜水艦の共同開発国を目指す各国は今月末までにオーストラリア政府に建造計画を提出することになっています。

 

オーストラリア新型潜水艦建造計画

オーストラリアの次期潜水艦導入計画は、総額およそ200億米ドル(2兆4800億円)に上る巨大プロジェクトです。

豪州向け潜水艦輸出が実現すれば、安倍首相が2014年4月に武器輸出三原則に代えて防衛装備移転三原則を導入して以降で、最大の武器輸出契約となります。

日本の動き

  • 日本からは「そうりゅう」型のメーカーである三菱重工業と川崎重工業の企業連合が名乗りを挙げている。
  • 日本は純粋な防衛装備品の輸出や技術移転、豪州での国内生産という面から取り組んでいる。(香田洋二退役海将(元自衛艦隊司令官))
  • 両社関係者は豪州では公の席には1回も現れていない。
  • 豪州政府主催の会議や公聴会に、両社からは誰も出席しなかった。
    • 3月に開かれた潜水艦計画の会議
    • 7月に造船都市アデレードで開かれた議会公聴会
      「造船都市アデレードでは、潜水艦の海外建造が決定すれば、多数の失業者が出る可能性がある」

欧州の動き

  • ドイツの重工業大手ティッセンクルップ
  • フランスの造船大手DCNS
  • いずれも、豪州にロビイストや国防専門家、広報担当者、技術者からなる事務所を立ち上げ受注活動を進めている。
  • ティッセンクルップは7月には、同社の「216」型が選ばれれば、造船関係の雇用を増やし、豪州をアジアの潜水艦建造のハブにすると訴えた。
  • 豪州の多くの有力議員は今では同社が本命とみるようになっている。

 

アジア安全保障の要

 

中国が周辺国との領有権争いで高圧的な姿勢をとっていることへの懸念が高まる中で、日豪は安全保障面の関係強化を進めています。

豪州は、ディーゼル潜水艦隊の近代化を目指している多くのアジア太平洋諸国のうちの1つで、インドネシアやマレーシア、ベトナム、シンガポールなどは潜水艦の導入に関心を示しています。

豪州が1996年に導入した国産のコリンズ級潜水艦は、信頼性やノイズの問題を抱えているのに対し、そうりゅうは静寂性が高く、潜航能力はほぼ2週間に達する技術的な優位性に自信を持っています。

2030年までの世界の潜水艦建造の半分以上がアジア向けになると見込まれているだけに、豪州との契約を足掛かりにアジアの安全保障を日本中心で展開したい思いがあります。

 

技術力よりセールス負け

しかし、日本の武器輸出は引き続き政府が管理しており、輸出交渉に当たっては政府が主導権を持つ。軍事専門家によると、日本政府は豪州との潜水艦輸出交渉を、ビジネスとしてよりも戦略的な問題として扱っています。

日本側は、独仏企業に比べ日本勢が目立たないことがダメージを与える恐れがあることを認識しており、豪州の有権者や議員への説得を強化。

草賀純男駐豪州大使は7月にキャンベラのナショナル・プレス・クラブで講演し、三菱重工業と川崎重工の両社代表者や防衛省当局者など40人からなる代表団が8月に豪州を訪問し、同国の企業グループと会合を持つなどして交渉を展開しています。

実際の戦闘になれば、そりゅう型潜水艦の方がはるかに優位であることは明確ですが、豪州の政治家が、有事の国益と平時の国益の何れを摂るかに結論は委ねられていると思います。

 OTARD-KEN 

最後までお付き合いいただきましてありがとうございました。
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