中国AIIB「無格付け」債発行!案件不明!韓国引受の驚き!

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AIIB

中国AIIBは、年内に発足し、来年1月に第1回理事会を開催予定です。

4-6月に、最初のプロジェクトを開始するとされており、初年度の融資規模は15-20億ドル「日本円で1845-2460億円」を標榜しています。

目 次
・資金調達に苦慮
・格付け会社と接触不発
・険しいスタートのAIIB
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日本の対中ODAの総額が3.65兆円で(現在も100億強/2012年)あることを考えれば、これから感が拭えません。

それに先立って、初年度の発行債券が1億~5億ドル(約123億~615億円)になることを公表しています。

 

資金調達に苦慮

初年度の融資規模を15-20億ドルと目論むAIIBがどのように資金調達を目論んでいるのか、気になります。

初代総裁に内定している金立群氏は、

国際的な格付け会社がAIIBに公正な評価を与えない場合でも、中国の国内市場を頼りに数十億ドル単位の資金を調達できるとの見方を示した。

とあるように、最終的には中国国内で調達できるとしています。

しかし、ヨーロッパを含めた出資国に引き受けてもらいたいというのが本音でしょう。

韓国に引き受け打診か?

韓国の企画財政部(省に相当)の支持を受けている」「韓国はAIIBで積極的な役割を果たすだろう」韓国が引き受けることを示唆(AIIB準備チーム幹部)

出資比率5位の韓国が引き受けを公表することで、2位以下の「インド、ロシア、ドイツ」に、暗に引き受けを打診しているのではないでしょうか。

 

格付け会社と接触・不発

金氏は、今年9月に、S&Pやムーディーズ、フィッチなどの格付け会社に接触しており、AIIBの信用格付けについて「公正な評価を望んでいる」と述べていました。

其の上、

投資家がわれわれをトリプルAと認識し、格付け会社がそうしないならば、格付け会社の評判が大きく傷つくだろう

とも付け加えており、高格付けを狙った接触が効をなすか否かが注目されていました。

ここまでくると、もうない言ってるのかわからないですね。

中国の焦り

無格付けで債券を発行する理由について、「信用格付けに長い時間がかかるのを待つことができないため」(AIIB設立準備ワーキングチームの幹部)

結局のところ、「公正な評価」によって、評価は得られず、

「当面は格付けを取得しない。」

ことになったわけです。

裏で何とかなると思っていたのか

サブプライム問題で、格付け会社の癒着が問題になりましたが、中国としても、そこんところで何とかなると踏んでいたのかもしれませんね。

主催国より高い格付けは無理

仮に格付けが付くとしても、日米が不参加のAIIBでは、最大の出資国である中国の格付けが反映されることで、ADBより低い「二流格付け」となります。

結果、金利は1%程度高くなる恐れがあるなど資金調達面で不利になることが、懸念されます。

トリプルAの格付けと言ってのける金氏の牽制は、それだけ格付けに敏感になっていることがうかがえます

下表を見れば、トリプルAなんて、どこにも根拠がないのですが。

格付け

BRICs諸国と先進国等の国債(ソブリン)格付け一覧表

 

険しいスタートのAIIB

フタを開けてみると、「二流」どころか「無格付け」と、もっとひどいことになるという。投資不適格な低格付け債は「ジャンク(紙くず)債」といわれるが、それ以下ともいえる。

元内閣参事官で嘉悦大教授の高橋洋一氏は、

高橋洋一

高橋洋一氏

国際金融機関が無格付けの債券を発行するというのは「聞いたことがない」(高橋氏)

無格付けで債券を発行する理由について、「信用格付けに長い時間がかかるのを待つことができないため」(AIIB設立準備ワーキングチームの幹部)[再掲]
「もしこれが本当なら、当面の資金繰りも苦しいということではないか」(高橋氏)

韓国の企画財政部(省に相当)の支持を受けている」「韓国はAIIBで積極的な役割を果たすだろう」韓国が引き受けることを示唆(AIIB準備チーム幹部)

「形だけは入札を行うかもしれないが、実際は中国と韓国の交渉で、中国国債と同じ程度の利率になるだろう」(高橋氏)

「中国がAIIBから手を引くことは考えにくいが、韓国が追加資金の提供を迫られたり、利払いが遅延することはありうるのではないか」(高橋氏)

融資はドル建てで行うが、要望に応じて人民元を含む他通貨での融資も検討するとしています。

・・・元よりドルがいいな。。

OTARD-KEN

最後までお付き合いいただきましてありがとうございます。
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