昨年末に2016年の円高を的中させた中原レポートが凄い!

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円高の勢いが止まりません。

このまま一気に円高が進み続けることはないにしても、ある程度の円高進行はを覚悟しないといけないでしょう。

そんな円高の原因や傾向を知る術として、おもしろいアナリストレポートを見つけました。

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そのアナリストとは、東洋経済などにコラムをのせている、経営コンサルタント・経済アナリストの中原圭介氏です。

これらのコラムやブログの中で、その時々の経済情勢を独自の目利きによって詳しく解説されています。

 

やっぱり2016年は円高トレンドの1年になる

表題の記事が掲載されたのは、昨年暮れの12月30日の記事でした。

  • 米国の利上げをきっかけに、いよいよ円安トレンドは終わるだろうという見通す。
  • 根拠となっているのは、経常収支や金利差、購買力平価、過去の歴史など。
  • ドル円相場を短中期的に左右するのは、日米の経常収支や金利差であり、長期的な流れを左右するのは、何といっても購買力平価を置いて他にはない。
  • FRBは今回の利上げにおいても、1年にも渡って慎重に市場へのアナウンスを行ってきたので、市場では金利差はほとんど織り込まれていたと考えるのが自然。

と、根拠を上げて解説しています。

 

円高はいったいどこまで進んでしまうのか

仮に私の見通し通りに円安トレンドが終了した場合、円高基調がどのくらいの水準まで進むと考えるのが妥当であるのでしょうか。[中略]、私は購買力平価(消費者物価ベース)の100円~105円あたりがひとつの目安になるのではないかと考えています。

勿論、一気にここまで下がることはないにしろ、円高は100円辺りまで進むと考えておくべきと指摘しています。

また、この度の、急激な円高の引き金になった原因は、日銀によるマイナス金利の導入のタイミングが早すぎたことも原因のひとつであると、2月12日のレポートで述べています。

 

110円を抜けて100円まで見通す

  • 日銀が110円あたりで追加の緩和策を決定し、最低でも5円幅の円安への反転はあるだろうと予想していた。
  • 問題だったのは、日銀が円安を維持しようとする水準がどう見ても割安な水準にあった。
  • 通貨安を狙って安い水準で緩和や介入をすると、その効果が著しく低減してしまうというのは、過去の為替相場が示している。
  • (割安な水準で緩和策を導入したことで)122円まで円安に引き戻す過程で、海外投資家に円売りポジションをつくる絶好の機会を与えてしまった。

と、今回の急激な円高の原因は、早すぎた緩和策であったと述べています。

緩和策がなければ、もう少し緩やかに円高が進んだであろうけれども、緩和策は効せず、裏目に出たという結果になりました。

 

円高シグナルは12月に出ていた

ドル円週足

ドル/円(週足)

上図は、現在のドル/円(週足)のチャートですが、昨年の5月末ごろに125円台をつけて以来、中国の元引き下げなどの影響もあって、117円を底にレンジが続いており、12月にはいる頃には、123.7円あたりを頂上に円高シグナルがでていたといえます。

日銀にしてみれば、中国ショックでつけた117円より円高が進行すると、円高トレンドを形成してしまうので、何としても、ここを抜けさせるわけにはいかないと考えていたことは理解できます。

しかし、緩和の結果で、123.7円の頭を抜けられず、また、一目の雲の上限を抜けられなかったことから、円買い圧力は一気に高まり、雲の下限をも抜ける結果になってしまったということでしょう。

緩和がなければ、雲の中で揉み合いながらの円高であったと思われますが、円高傾向は抑えることはできなかったと思われます。

 

俯瞰できる情報源

ざっと、かいつまんで、円高が進むであろう資料をお示ししました。

もっと詳しくは、中原氏のブログや東洋経済のレポートをお読みいただければと思います。

どうなるんだろうと考えあぐねるよりも、『なるほど!』と腑に落ちる情報源を参考にする方が、精神安定上は有益です。

 

もちろん、絶対ということを述べているわけではありません。

あくまでも、現在起きている状況を俯瞰するための情報源のひとつとしてご利用いただけますよう、お願いいたします。

 

円高が進むと、生活がどのように変化するのかは、

急激な円高!私たちの生活は良くなる?苦しくなる?

に、私なりの考えをレポートしましたので、生活防衛にお役立てください。

尚、本レポートは、あくまでも、情報源のヒントを提示するものであって、為替の動向を担保するものではありません。投資などは、自己の責任においてお願いいたします。損が出たとしても、責任は負いかねます。

 

中原圭介氏のレポート

中原圭介の未来予想図(http://toyokeizai.net/category/nakahara-future)

中原圭介ブログ(http://blog.livedoor.jp/keizaiwoyomu/)

OTARD-KEN

最後までお付き合いいただきましてありがとうございます。
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